環境、エネルギー、経済の調和をとり、つくば市を省エネルギー都市として構築する研究に取り組んでいます。

筑波大学

第2回つくば3Eフォーラム会議

フォーラム議長からのご挨拶

つくば市、筑波研究学園都市では、大学、研究機関、自治体が連携して、つくば市を省エネルギー・低炭素の科学都市として構築する研究に取り組むことを目的に、昨年10月につくば3Eフォーラムを組織しました。そして、地球規模で解決すべき喫緊の課題である地球温暖化問題を先行的に取り上げ、12月に開催したフォーラムの第1回会議において、環境・エネルギー・経済の観点から地球温暖化問題の共通理解を図り、筑波研究学園都市のもつ潜在力をさまざまな面から議論しました。そして、筑波研究学園都市が連携して地球温暖化に取り組むことを表明したつくば3E宣言2007 で、「あえて2030年までにつくば市のCO2排出を50%削減する」ことを目標に掲げました。

以来、3Eフォーラムでは新エネルギー技術、バイマス技術や都市システムに関するタスクフォースを設置して検討を重ねてきました。今回の、第2回3Eフォーラム会議では、まず、これらのタスクフォースの検討をもとに、目標の達成に向けて、筑波研究学園都市で何ができるか、何を進めるべきかを議論し、2030年のつくば市の姿を描き出す作業を進めます。現状を正確に把握して、取り組むべき事項を洗い出し、低炭素のつくばエコシティー構築のためのアクションプランの策定に活かしていきたいと考えています。

タスクフォースでは、これまで主として科学技術面の検討を進めてきました。しかし、低炭素社会の実現には、科学技術の効果的活用だけでなく、省エネルギーの努力や環境意識の醸成、そして価値観の変革が求められます。低炭素社会におけるライフスタイルのあり方を併せて議論しておく必要があります。さらに、将来のつくばは、教育や文化、安全、安心、健康などの面でどんな都市であるべきでしょうか。また、グローバル化のなかで、どのように国際化を進めるべきでしょうか。未来の低炭素社会にはどんな思想や哲学が求められるでしょうか。未来の都市に住む市民の姿について十分に議論しておく必要があります。本会議では、科学技術による取り組みに加えて、低炭素社会で暮らす人間についても、人文科学、社会科学の面から議論し、健康かつ心豊かで、高い社会意識をもった人々を育む国際的教育文化都市作りについても検討したいと考えています。

低炭素社会の実現には、研究開発から省エネ、市民の生活や価値観の変革まで、多くの活動を統合的なシステムとして進めていく必要があります。そのためには、行政、産業界、大学・研究機関、市民、学生など、つくば市に関わるすべての組織や個人がプレーヤーであり、これらの構成主体が合意し、連携して取り組む体制の構築が不可欠です。現在、つくばでは、主体間の連携が急速に進みつつあると認識していますが、第2回つくば3Eフォーラム会議が、パートナーシップをさらに加速する役割を果たすことを期待しています。活発で建設的な議論をお願いしたいと思います。

平成20年5月30日
つくば3Eフォーラム議長 井上 勲

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第2回 つくば3Eフォーラム会議が開催される!

2008年5月31日・6月1日の2日間にわたり、茨城県つくば市の筑波大学 大学会館において、第2回つくば3Eフォーラム会議が開催されました。第1回会議で掲げられた「2030年までにつくば市の二酸化炭素排出量を半減させる」という目標の実現を目指し、今回の会議では、のべ1000名の参加者が一堂に会して具体的なアクションプランを話し合いました。

会議冒頭のオープニングセッションでは、井上勲フォーラム議長による開会挨拶に続いて、本フォーラム会議の取り組みを支援する岸田文雄内閣府特命担当大臣からのビデオメッセージが紹介されました。また、筑波研究学園都市交流協議会会長である岩崎洋一筑波大学長から、主催者を代表して参加者への歓迎の挨拶があり、角田芳夫茨城県副知事からは、ポスト京都議定書における地球温暖化防止策をリードするつくば市の取り組みに対して、熱い期待の言葉が述べられました。

「低炭素社会を目指した環境・エネルギー技術革新」と題した相澤益男 総合科学技術会議議員による基調講演では、1ヶ月後に開催を控えたG8北海道洞爺湖サミットの主要議題である環境・気候変動問題、とくに地球温暖化対策として、温室効果ガス排出低減に関する革新的技術の開発が急務であると同時に、そうした技術を普及させるためにお手本となるようなモデル地域の形成が不可欠との見解が示され、筑波研究学園都市における先進的取り組みが成功し、低炭素社会のモデルとなって成果を世界に発信してゆくようにと、激励の言葉をいただきました。

「つくばの新たな挑戦 ~知と技術が集積し、低炭素で安全・安心な環境・教育国際モデル都市へ」と題した市原健一つくば市長の基調講演では、つくば市の新たな取り組みである『つくば環境スタイル計画』が紹介され、公的研究機関の横断的提携、つくば市における革新技術の実証実験と実用化、産学官民協働モデルの構築・実践、そして低炭素社会を担う人材育成といった、環境モデル都市・つくばの具体的コンセプトが提示されました。

オープニングセッションのあとは、ポスターセッションが行われました。太陽光発電の普及、公共交通システムの見直し、駐車場植樹や里山管理によるCO2吸収の強化、省エネ住宅の開発・普及、バイオマス燃料の利活用と生産技術の改良、新エネルギー開発、などといった専門的な発表に加え、大学生が考える「将来住みたいつくば市の理想像」、市民が主役の温暖化防止アイデア、エコポイントを導入した環境コミュニティーづくり、といった地域に根差した提案、さらには物質循環社会への啓蒙につながる火星での宇宙農業構想などなど、研究者だけでなく、一般市民や大学生・高校生を含む32件の発表があり、訪れた人々との間で活発なディスカッションが繰り広げられました。

インターナショナルセッションでは、エコシティーの先進事例として、イギリス・ロンドン市、アメリカ・ポートランド市、ドイツ・フライブルク市、およびスウェーデン・ベクショー市の4都市に関する招待講演があり、その後「イクレイ-持続可能性をめざす自治体協議会」の岸上みち枝氏から低炭素社会作りに向けたアジアの都市の取り組みと連携に関する講演がありました。

絶好の晴天に恵まれたフォーラム会議2日目は、環境・エネルギー技術ショーケースのデモンストレーションから始まりました。バイオディーゼル燃料バスの試乗、紙資源リサイクルの実演、藻類によるバイオディーゼル燃料生成、高校生による環境技術開発の取り組み、さらには温室効果ガス観測技術衛星模型、自立型電源システム、省エネ・環境機器、熱中症防止スポーツウェア、電気自動車の展示に加えて、エコグッズ体験コーナーなど、盛りだくさんの内容に、参加者も驚きと喜びの声を上げていました。

ショーケースデモンストレーションの後は、午前・午後それぞれ3つの会場に分かれて計6つの個別ワークショップが開かれました。

第1アーテクル『バイオマスタウンつくばの構築にむけて』では、様々なバイオマス利活用の可能性が議論されました。森林・里山・農地の保全によるCO2吸収の維持増進、家畜排せつ物・生ごみ・刈り芝・資源作物,さらには藻類などからのエネルギー生産によって削減可能な二酸化炭素排出量は年間約7.5万トンと見積もられました。これは、つくば市からの排出量の5%程度に相当します。そこで、今後の行動計画として、次の3つが提案されました。1つめは、つくば市におけるバイオマスタウン構想を策定すること。2つめは、産学官民参加のモデル実証実験を実施すること。そして、3つめは、適正な技術を段階的に適用しつつ、革新的技術を開発することです。

第2アーテクル『省エネで人にやさしい交通システム』では、交通・輸送分野で実行可能なアクションプランが検討されました。まず、運輸部門におけるCO2排出量を2030年までに半減させるのに必要な手段と削減量がバックキャスティング的に試算されました。そのうえで、自動車から自転車への交通手段転換を円滑に進めるため、安全で安心な自転車利用環境を整備することが必要かつ有効であるとの意見が出されました。また、公共交通機関のさらなる活用と各種手段の組み合わせや役割分担などの検討も必要です。つくばの将来像を描きながら、目標実現のために、今後も市民・行政・企業・研究機関が議論と行動を継続してゆこうとの合意が得られました。

第3アーテクル『低炭素社会にむけての教育・文化・健康』では、4人の話題提供者による発表の後、3つのグループに分かれてフリートークの時間が設けられ、つくば市の文化的特徴やスモールコミュニティー、健康と環境の連関について議論を深めました。つくば市は、歴史のある田園景観と新しく建設された研究学園都市とが共存する多面性を持ち、また国際色豊かという特徴があります。そうした筑波地域の重層的な潜在性を特色として、文化の継承や自然環境の保全、地産地消による経済の活性化、健康寿命の延長と良好な子育て環境の創出などを行ってゆくべきだとの結論が出されました。

第4アーテクル『低炭素社会にむけた新エネルギー技術の活用と展望』では、新しいエネルギー技術の動向と効果の展望や省エネルギーに関する発表がなされました。また、産業技術総合研究所における試行実践の分析を通じて、高効率分散型熱源の導入によってのCO2排出量を24%削減できたこと、電力貯蔵や太陽光発電などの導入によってピーク需要の抑制が可能であることなどが紹介されました。その後の質疑応答を経て、今後次の2点を重視することが大切であるとの結論が導かれました。1点めは、個々の研究機関が策定した省エネ計画を持ち寄り、情報を共有した上でさらなる効率化を目指すこと。2点めは、効果をモニタリングし、公開するとともに、計画の改善に積極的にフィードバックさせてゆくことです。

第5アーテクル『物質の循環利用のシステム・技術』では、「もったいないの見える化」をテーマに、リサイクル・リデュース、リユースの3Rなどに関連した話題提供と議論が行われました。3Rには、廃棄物として処理処分することに伴う環境への負荷を減らすことだけでなく、捨てられる「もの」の一生涯にかかわる資源・エネルギー消費量や温室効果ガス排出量を減らす効果も期待されています。そこで、様々な消費財の製造に必要となるCO2の量に関して理解を深めると共に、それを商品に表示する「カーボンフットプリント」の有用性について、会場でアンケート調査を行いました。結果は、有用であるとの意見が大勢を占めましたが、今後、どのようなものを見えるようにすべきなのか、さらにみんなで考えてゆくことが大切との見解が示されました。

第6アーテクル『つくば系・低炭素社会のライフスタイルを求めて』では、前述の「つくば環境スタイル計画」を実行してゆく上での課題について具体的な検討がなされました。環境問題の専門家やコミュニティづくりの達人たちによる話題提供のあと、一般市民の方々からたくさんの意見が提出されましたが、大別して3つの課題が浮き彫りにされました。1つめは情報提供の仕方を工夫することで、より効率的な情報共有を目指す必要があること。2つめは、つくば市中心部だけでなく、周辺地域を含めた連携が不可欠であること。3つめは、食の安全確保と地産地消による農業の活性化が大切ですが、その前提として農業後継者を増やすような仕組みが必要であることです。このほかにも、市の施策に関する要望や提案などが多数出されましたが、本フォーラム会議を契機として、市民参画の機会はますます増えてゆくことでしょう。

個別ワークショップの後は、参加者が再び一箇所に集まり、各アーテクルでの討議結果がコンビーナーから発表されました。全体を把握した上で、改めて質疑応答がなされ、そこでの意見も踏まえて、議長がワークショップにおける議論の総括を行いました。その後、ポスター賞の表彰が行われ、受賞者に賞状と副賞が授与されました。

最後に、本フォーラム会議の参加者の総意として、また本年7月に開催される洞爺湖サミットへのメッセージとして、「つくば3E宣言2008」が採択され、井上議長によって読み上げられました。

2日間におよぶ第2回つくば3Eフォーラム会議は、市原市長による閉会の挨拶をもって盛大な拍手と共に幕を閉じましたが、閉会後は学生と市民の協働によって「つくば3Eカフェ」が開催され、コーヒーを片手に、早くもつくば3E宣言2008の実質化にむけた議論が展開されました。

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記録・資料

日 程 2008年5月31日 (土), 6月1日(日)
場 所 筑波大学大学会館
主催・協賛 つくば3Eフォーラム実行委員会, 筑波大学, 筑波研究学園都市交流協議会, 内閣府, 産業技術総合研究所, 国立環境研究所, 物質・材料研究機構, 農業・食品産業技術総合研究機構, 茨城県, つくば市
後 援 産業技術総合研究所、国立環境研究所、物質・材料研究機構、茨城県、つくば市
協 力 つくばコンベンションビューロー
冊子 第2回つくば3Eフォーラム プログラムPDF(10MB)
報告書 第2回つくば3Eフォーラム 報告書 前半PDF(37MB) 報告書 後半PDF(4MB)
5月31日(土)会場:大学会館 講堂

10:00-10:15
【オープニングセッション】

総合司会 :
渡邉信 (筑波大学)

開会挨拶 井上 勲 フォーラム議長 (筑波大学)PDF
ビデオメッセージ 岸田文雄 内閣府特命担当大臣
挨 拶
  • ・岩崎 洋一 筑波研究学園都市交流協議会長 (筑波大学長)
  • ・角田芳夫 茨城県副知事
10:15-11:15
【基調講演】

『低炭素社会目指した環境・エネルギー技術革新』PDF

相澤益男 総合科学技術会議議員

『つくばの新たな挑戦 ~知と技術が集積し、低炭素で安全・安心の環境・教育国際モデル都市へ~』PDF

市原健一 つくば市長

11:15-12:30
【ポスターセッション】
(説明コアタイム)
12:30-14:00【昼食】

14:00-16:30
【インターナショナルセッション】
(使用言語: 英語, 同時通訳有り)

司会 : 藤野純一 (国立環境研究所)

Charles Secret (チャールズ・セクレット) 氏

『Climate Change - Challenges and Opportunities』
(気候変動-ロンドンのチャレンジとチャンス-)

Charles Secret (チャールズ・セクレット) 氏
イギリス ロンドン市
気候と持続可能な社会部門アドバイザー

Megan Stein(メーガン・スタイン) 氏

『Climate Protection in Portland: Challenges and Solutions』PDF

Megan Stein(メーガン・スタイン) 氏
アメリカ ポートランド市
持続的発展部門 プログラムマネージャー

Andreas Hildebrandt (アンドレアス ヒルデブラント) 氏

『Traffic planning and Public Transport in Freiburg』PDF
(気候変動-ロンドンのチャレンジとチャンス-)

Andreas Hildebrandt (アンドレアス ヒルデブラント) 氏
ドイツ フライブルグ交通会社
スポークスマン

Bjorn Zethraeus (ビョルン・ゼスラエウス) 氏

『How can a minor community play a major role』PDF
(小さな社会の大きな役割)

Bjorn Zethraeus (ビョルン・ゼスラエウス) 氏
スウェーデン ベクショー大学
教授 [バイオエネルギー技術]

岸上みち枝 氏

『低炭素社会作りに向けて-アジアの都市の取り組みと都市間連携』PDF

岸上みち枝 氏
イクレイ-持続可能性をめざす自治体協議会
日本事務所 事務局長

16:30-17:00
【スタートアップミーティング】
2日目のワークショップに向けたフレーム説明PDFと個別ワークショップの紹介
18:00-20:00【懇親会】 場所:大学会館1F「レストランプラザ」
6月1日(日)
9:00-13:00 環境・エネルギー技術ショーケース(説明コアタイム)9:00-10:00,12:00-13:00
10:00-12:00
【個別ワークショップ】
(前半:各アーティクル同時開催)
Article 1…ホール
『バイオマスタウンつくばの構築に向けて』
コンビーナー 柚山義人 (農業・食品産業技術総合研究機構)
話題提供 富樫辰志・羽賀清典・島武男・山本幸一・渡邉信・土井和之・つくば市環境都市推進室・つくば3Eフォーラムバイオマス技術タスクフォース
Article 2…国際会議室
『省エネで人にやさしい交通システム』
コンビーナー 鈴木勉 (筑波大学)
話題提供 岡本直久PDF近藤美則PDF大脇哲也PDF松橋啓介PDF・山田茂
Article 3…特別会議室
『教育・文化・健康の都市づくり』
コンビーナー 木村武史 (筑波大学)
話題提供 加納正康・青柳みどりPDF・出口正義・田中喜代次PDF
12:00-13:30 昼食
13:30-15:30
【個別ワークショップ】
(後半:各アーティクル同時開催)
Article 4…ホール
『低炭素社会にむけた新エネルギー技術の活用と展望』
コンビーナー 大和田野芳郎 (産業技術総合研究所)
話題提供 大和田野芳郎・長谷川裕夫
Article 5…国際会議室
『物質の循環利用のシステム・技術』
コンビーナー 原田幸明(物質・材料研究機構)
森口祐一(国立環境研究所)
話題提供 原田幸明・森口祐一・稲葉敦
Article 6…特別会議室
『つくば系・低炭素社会のライフスタイルを求めて』
コンビーナー 本位田拓 (つくば市)
話題提供 植松崇・辻本善信・平塚知真子・藤野純一・吉田秘馬
16:00-17:30
【全体ワークショップ】
『3Eフォーラムの目標達成にむけたつくばの知と技術の発展』PDF
コンビーナー: 井上フォーラム議長
17:30 ポスター賞授賞式(受賞リスト)
17:40 つくば宣言2008 ~洞爺湖サミットへのメッセージ~
17:50 閉会挨拶
18:30-20:00 つくば3Eカフェ(参加費100円)
つくば3E宣言2008の実現に向けて

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ポスターセッション 発表タイトル

1.
すみたいまちつくば未来理想図~2030~
2.
エコバッグからエコライフへ
3.
市民が主役の温暖化防止アイデア提案
4.
カーボンマイナスの生活をみんなで楽しめる未来のコミュニティづくり
5.
筑波大学への太陽光発電導入によるCO2削減効果と導入にかかる費用
6.
太陽光発電の普及に関する一考察
7.
公共交通指向型居住地選択に向けた説得的コミュニケーション
8.
筑波大学新学内バス導入と利用促進MMプロジェクト
9.
新学内交通システムの事後評価
10.
低炭素社会の地域と交通のイメージ
11.
大学の環境教育の歴史と展望 -筑波大学の社会実験とモード2型の環境教育-
12.
駐車場に樹を植えよう
13.
最もCO2削減効果が期待できる里山管理の方法とは?
14.
地域の持続性指標
15.
つくば市における植物残渣の 再利用システムの構築
16.
地方自治体におけるエネルギー経済モデルの開発 茨城県の事例分析
17.
外断熱における住宅環境の取り組み
18.
ふつうに暮らすことが地球のためになる技術 1.省エネルギー住宅の開発
19.
ふつうに暮らすことが地球のためになる技術 2.省エネルギー住宅の普及
20.
農耕不能地の利用を目指した環境ストレス耐性遺伝子組換えバレイショの開発
21.
細胞壁マトリックス糖鎖および半金属を介した細胞壁架橋の改変によるバイオエタノール生産に適した細胞壁を有するイネの作出
22.
バイオエタノール生産のための籾の全粒糖化発酵法の最適化
23.
つくばB5モデルへ向けた取り組み稲わらから軽油を製造する技術
24.
海水を利用する脂質・オイル生産の藻類バイオテクノロジー
25.
ハイパースペクトルカメラによるオイルパームの熟度推定
26.
水素エネルギー社会に向けた高純度水素製造用金属膜開発
27.
遠隔地域における再生可能エネルギーによる電力供給システム
28.
環境の中の農業-植林-物質循環
29.
物質・材料研究機構(NIMS)の温室効果ガス削減の取組み
30.
物材機構は、世界の温暖化ガス半減のエコイノベーションに、ものづくりの基礎材料の画期的確信で貢献を目指しています
31.
都市鉱山の開発は世界のCO2も削減する
32.
花室川の水生生物による環境調査(13年次)~ヨシノボリの異常個体の原因解明~
ポスター賞受賞リスト
発表者 所属機関 ポスタータイトル
神戸麻美子,佐藤千恵,今里真人,山本泰弘,石塚洋行,坂入久美子,熊谷 現,山川泰子,高島弘樹,高木美紅,岩渕裕子 3Eカフェプロジェクトチーム すみたいまちつくば~未来理想図2030~
宇野信子,阿部登代子,北口ひとみ,織田伸子,若林美智子,永井悦子,瀬戸裕美子 つくば・市民ネットワーク 市民が主役の温暖化防止アイデア提案
千葉陽介 筑波大学 筑波大学への太陽光発電導入によるCO2削減効果と導入にかかる費用
浅見知秀,谷口綾子,石田東生 筑波大学 公共交通指向型居住地選択に向けた説得的コミュニケーション
浅見知秀,谷口綾子,石田東生,中川浩志 筑波大学 筑波大学新学内バス導入と利用促進MMプロジェクト
池田泰彦,成澤晶浩,宇野寛子,大植仁史,橋本英樹,猪瀬真宏,尾崎哲生,古波蔵嵩幸,鈴木 勉,石田東生,市橋尭行 筑波大学 新学内交通システムの事後評価
寺田 徹,横張 真 東京大学 最もCO2削減効果が期待できる里山管理の方法とは? -バイオマス利活用からみた地域資源「里山」の現代的役割-
宇賀達哉,福島武彦,柚山義人 筑波大学 地域の持続性指標
岩井宏暁,古川 純,中村敦子,鎌田 博,佐藤 忍 筑波大学 細胞壁マトリックス糖鎖および半金属を介した細胞壁架橋の改変によるバイオエタノール生産に適した細胞壁を有するイネの作出
安賀 愛,辻 敬典,鈴木石根,白岩善博 筑波大学 海水を利用する脂質・オイル生産の藻類バイオテクノロジー
保健委員会 環境班 茨城県立竹園高等学校 花室川の環境とトンボ相との関わり(13年次)~ヨシノボリの異常個体の原因究明~
特別賞 (ショーケース展示)
茨城県立つくば工科高等学校 地域環境と調和の図れる技術者の育成

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環境・エネルギー技術ショーケース出展内容

バイオディーゼル燃料バス(試乗)
出展:農業・食品産業技術総合研究機構
大学会館北側入口付近 発着
所要時間 10分
発車時刻: 6月1日 9:30/10:30/11:30/13:30/14:30

オイル産生藻類と藻類バイオディーゼル燃料回収装置(実演)
出展:筑波大学

省エネ・環境機器(展示・実演)
出展:英和(株)

紙資源のリサイクル化による環境保全と循環型社会への貢献(実演)
出展:(株)タナカ

自立型電源システム(展示)
出展:日本電信電話(株)

地域環境と調和の図れる技術者の育成(展示)
出展:茨城県立つくば工科高等学校
・本校での取り組みに関する説明パネル
・ハイブリットカー
・生徒が設計・制作した公共施設・住宅模型
・生徒が自作したアームロボット

マイクロUV~高齢者運転支援システム付き超小型電気自動車~(展示)
出展:(株)オーテック ジャパン

熱中症を防止し競技パフォーマンスを長時間維持できる夏用スポーツウェア(展示)
出展:田神一美(筑波大学大学院・人総研・体育科学専攻)ギャレックス(株),つくばスポーツインテリジェンス(株)

エコの木プロジェクト”エコ体験コーナー(展示・体験)
出展:筑西市明野商工会青年部・青年部
・ソーラークッカー
・人力自転車発電カキ氷体験
・太陽電池体験おもちゃ
・風力発電おもちゃ

温室効果ガス観測技術衛星(GOSAT)プロジェクト(展示)
出展:(独)国立環境研究所,(独)宇宙航空研究開発機構

高性能小型電気自動車 ルシオール(展示)
出展:(独)国立環境研究所